アスパラガスの語源はギリシャ語にあり
毎年春になると、スーパーの野菜コーナーに鮮やかな緑色の「アスパラガス」が並びます。この野菜、実はその名前には古い歴史が隠れています。「アスパラガス」という言葉の語源は、ギリシャ語の「アスパラゴス」だといわれています。このギリシャ語の言葉は、「新芽」や「若芽」といった意味を持ち、まさに土から伸びる若い芽そのものを指しています。
実際、私たちが食べているのは、土からわずかに顔を出したばかりの若々しい茎と新芽の部分。その成長の早さと、ほんのりとした甘みが人気の理由です。アスパラガスはもともと地中海沿岸地域が原産で、古代ギリシャやローマの時代から食用として親しまれてきました。当時から「生命力を高める野菜」とも言われ、薬草のように扱われることもあったほどです。
現代では、グリーンアスパラガスのほかに白アスパラガスや紫アスパラガスなど、品種も豊富。でも、名前も味も、大地から力強く伸びる「新芽」であることには変わりありません。春の訪れを感じさせるこの野菜を食べるたびに、その語源に込められた自然の息吹を思い出してしまうのは、きっと私だけではないでしょう。
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