パイナップルの漢字は「鳳梨」
意外に思えるかもしれないが、パイナップルには漢字がある。「鳳梨」と書き、これは中国語から伝わった表記だ。確かに見た目も、まるで神話に出てくる鳥の「鳳(ほう)」のように美しいと感じるかもしれない。その姿はまるで伝説の生き物が身につけた装飾のようで、実際、この名前には「鳳のようないい香りや見た目の果物」という意味が込められている。
「梨」という字が使われているが、これは果実としてのイメージから来ている。実際には日本産の梨とは全然違うけれど、 juicy(多汁)で甘酸っぱい味わいが、昔の人に「梨のような心地よさ」と感じさせたのだろう。
スーパーで見かけることはほとんどないが、中国や台湾では今でも「鳳梨」という表記がよく使われる。特に台湾では「鳳梨酥(フォンリースー)」という人気おやつがあり、パイナップルの甘みと香りがふんだんに使われている。和菓子のように上品な甘さで、一度食べたら忘れられない味だ。
日本ではカタカナの「パイナップル」が一般的だから、漢字で書く機会はほぼない。でも、いつか会話のネタや旅先で「あれ? パイナップルって漢字で書けるの?」と言われたときに、「そう、鳳梨って書くんだった」と答えられると、ちょっとした知恵袋みたいでうれしいものだ。
コメント
まだコメントはありません。最初のコメントを投稿しましょう。