アルパカがつばを吐く理由とは?
アルパカと聞いて、多くの人が思い浮かべるのは、ふわふわの毛並みと愛らしい表情。でも、実はちょっと意地悪な一面も……。その代表が「つばを吐く」という習性です。動物園や農場で飼われているアルパカが、突然他の個体や人間にむせて見える液体を飛ばすことがありますが、あれはまさに「つば」。防御や威嚇の手段として使われます。
アルパカはもともと南アメリカのアンデス山脈に暮らす動物で、高い場所にある湿潤な高原が原郷です。天敵があまりいない環境で進化してきたため、牙も爪もほとんどありません。争いを好まない気質のため、いざというときの武器が「つば吐き」なのです。
つばの中には、胃の内容物が混ざっていることもあり、見た目もにおいもかなり強烈。仲間同士の順位争いや、人間に対して「近づくな」というサインとして使われます。ただ、基本的には大人しく、人にも懐きやすい性格。正しく接していれば、そう簡単につばを吐くことはありません。
とはいえ、アルパカに会いに行くときは、ちょっと距離を保ちつつ、そのかわいらしい表情を静かに楽しむのがベスト。意外と繊細な一面も、この動物の魅力のひとつかもしれません。
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