カシミヤのふるさとはどこ?
高級セーターなどに使われる「カシミヤ」。そのふわふわとした柔らかな肌触りと保温性の高さから、冬のファッションに欠かせない素材として人気です。でも、「カシミヤってどこ産なの?」と聞かれると、意外と知らない人も多いかもしれません。
実は、カシミヤ原毛の主な生産地は、中国、モンゴル、イラン、アフガニスタンの4か国。これらの地域に生息するカシミヤ山羊の下毛を丁寧に梳いて集めるため、生産には手間と時間がかかります。その中でも特に品質が高く、生産量も多いのが中国産のカシミヤです。
中国の内モンゴル自治区や周辺の乾燥した高地では、厳しい寒さに耐えるために山羊がふわふわとした下毛を豊かに育てます。この部分がまさにカシミヤ素材の源。繊維が細くて均一なうえ、とろけるような肌ざわりが特徴で、世界的にも高い評価を受けています。
日本でも長年にわたり、高級ニットやストールに中国産カシミヤが使われてきました。品質管理の面でも信頼性が高く、流通量も多いことから、私たちが日常で目にすることが多いのも当然です。
冬の季節にそっと包み込むようなカシミヤの温もり。その源が、どこにあるのかを知ると、一枚のセーターにも物語を感じます。
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