大人になってからの食物アレルギー、どうして起こるの?
子どもに多いと思われがちな食物アレルギーですが、実は大人になってから初めて発症するケースが増えています。特に30代から50代の女性に多く見られ、以前は問題なく食べていた食品が突然体に合わなくなることがあります。
子どものアレルギーは卵や牛乳、小麦などが主な原因ですが、大人の場合には小麦、果物、野菜、魚介類に反応することが多いです。特に「口腔アレルギー症候群」と呼ばれるタイプでは、生の果物や野菜を食べたときに口の中がかゆくなったり、腫れたりします。これは、花粉症を持っている人が、特定の植物性食品に含まれるタンパク質と勘違いして免疫系が反応してしまうためです。
また、日本の食事が欧米化し、乳製品や小麦を多く摂るようになったことも、大人の食物アレルギーの増加に関係していると考えられています。加えて、腸内環境の変化やストレス、生活習慣の乱れも、免疫システムに影響を与え、アレルギーを引き起こしやすくする要因とされています。
食べ物を食べたあとにじんましんや腫れ、吐き気などの症状が出たら、決して「たまたま」だと流さず、アレルギーの可能性を疑ってみることが大切です。特に繰り返し同じ食品で反応が出る場合は、専門医に相談し、アレルギー検査を受けることをおすすめします。自分の体と向き合い、無理のない食生活を心がけたいですね。
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