ロールケーキのルーツってどこ?

ふわふわのスポンジに、たっぷりの生クリームが塗られていて、くるりと巻かれたロールケーキ。日本のカフェやケーキ屋さんでは定番のスイーツですが、その発祥の地は実はスイスではありません。

実は「スイスロール」がルーツ

ロールケーキの原型は、「スイスロール」と呼ばれるケーキにさかのぼります。長い歴史を持つイギリスの伝統的な焼き菓子で、薄く焼いたスポンジをロール状に巻いたもの。これが19世紀ごろからヨーロッパで親しまれてきました。

しかし、今の日本で食べられているようなやわらかいロールケーキが登場したのは、意外にも20世紀に入ってから。東京の洋菓子店「フジヤ」が、このスイスロールをもとにアレンジを加え、より口どけのよいスポンジとたっぷりの生クリームを使ったケーキを販売。これが大ヒットし、全国に広がっていきました。

日本で進化した「和のスイーツ」

今では抹茶やイチゴ、きなこなど、季節や地域の食材を取り入れたバリエーションが数多く存在。まるで和菓子のように、日本の風土にしっかり根付いた存在です。

つまり、ロールケーキの形はヨーロッパ生まれでも、今の形に進化したのは日本の職人の手によるもの。一口食べれば、そのふんわりとした甘さが、日本の食文化の繊細さを物語っています。

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