イノシシに遭遇したら?慌てず正しい対応を
山や里山を歩いていて、突然、イノシシと顔を合わせる……そんな経験をした人も増えています。特に朝夕の時間帯や、林道・畑の近くでは注意が必要です。イノシシは基本的に人を避ける動物ですが、子どもを連れている母ブタや、けがをしている個体は極めて攻撃的になることがあります。
もしイノシシに出会ってしまったら、まず大切なのは絶対に近づかないこと。むやみに見つめたり、石を投げたりするのは厳禁です。静かに、ゆっくりと後ずさりしてその場から離れましょう。走って逃げたり、背中を見せたりすると、「獲物だ」と判断され、追いかけてくる可能性があります。
万が一、イノシシが突進してきた場合、絶対に正面から逃げてはいけません。角で突かれる危険があります。代わりに、横方向にずれて進路を避け、近くに木やがれき、コンクリートブロックなどがあれば、できるだけ高い場所に登って身を守るのがベストです。イノシシは走りは速いですが、高いところへのぼるのは得意ではありません。
ちなみに、最近では都市部の住宅街でも目撃されることがあり、農作物への被害や事故も報告されています。散歩中の犬を連れた人も、リードを短めに持ち、早めにその場を離れる判断が大切です。自然と共存する上で、「遭遇しない」ように気をつけるだけでなく、「遭遇しても慌てない」知識を持つことが何よりの防衛策です。
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