インドのトイレ事情:紙を使わない理由とは?

インドを訪れたことがある人なら、驚いたことがあるかもしれません。多くの家庭や公共トイレにトイレットペーパーが置いていないのです。これは卫生に対する習慣の違いから来ています。

代わりにあるのは、便器の横に設置された小さな蛇口やホース、あるいは手桶。これらを使って排便後に水で丁寧にお尻を洗うのが一般的です。この方法は、体を清潔に保つ上で非常に効果的だとされ、インドでは長く受け継がれてきた習慣です。

水を使った清浄が基本

イスラムやヒンドゥー文化圏では、排泄後の清めとして水を使うことが宗教的にも重視されています。そのため、トイレには「ウォータージャグ」や「シャワートイレ」のような設備が標準的。実際に使ってみると、紙よりもすっきりとした清潔感があることに気づくでしょう。

もちろん、最近の都市部のホテルやモールでは洋式トイレにペーパーが備え付けられていることも増えています。しかし、伝統的な方法が今も広く使われているのが、インドのリアルなトイレ文化です。

訪れる際は、ちょっとした文化の違いを楽しみながら、手桶の使い方や水の出し方を試してみてはいかがでしょうか。

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