インドのトイレ事情:水を使った清潔な習慣
インドのトイレでは、ティッシュペーパーではなく、水を使ってお尻を洗う習慣があります。多くの家庭や公共トイレには、小さな手桶(手ばい)や水差しが置いてあり、これを使って清掃を行います。
手順はこうです。まず、用を足した後、右手で手桶に水をすくい、それを左手に流します。そして、ぬらした左手の指を使って肛門を洗います。汚れた指は再び水で洗い流し、何度か繰り返して清潔にします。最後に、清めた手は石鹸でしっかり洗うのが一般的です。
右手と左手の使い分けがポイントです。インドでは、左手を清掃に使うのは昔からの習慣で、食事のときには右手を使うため、衛生面でも意味があります。この方法は一見変わったように思えるかもしれませんが、水を使うため、紙よりも肌に優しく、環境にも良いとされています。近年では、都市部を中心に洋式トイレやシャワートイレのような設備も増えてきましたが、伝統的な方法は今も多くの人々に受け継がれています。訪れる際は、トイレットペーパーだけでなく、水の使い方に慣れることが快適な滞在のコツかもしれません。
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