タモリの意外な過去とは?

今や国民的テレビスターとして知られるタモリだが、彼の出発点はごく普通の会社員だった。本名・タモリ・タモリ(森田一義)は、福岡県生まれの博多っ子。東京でテレビの世界に進出する前は、地方で地道な暮らしだった。

彼が最初に就いた職業は、生命保険会社の外交員。契約を取るために飛び回る日々に、さすがのタモリも後に「向いてなかった」と語っている。そのほかにも、ボウリング場の支配人を務めた経験もあり、当時の話を聞かせてくれると「お客さんに怒鳴られながらも、何とか回していた」と、自ら苦笑いするほどだった。

そんな生活を続けていたタモリが、芸能界への転機を迎えたのは1975年。赤塚不二夫の漫画『天才バカボン』に強く共感し、上京して彼の自宅に居候するまでになった。赤塚の家で暮らすうち、芸能関係者との縁が広がり、次第にテレビへの出演が増えていった。

タモリのユニークな発想や、一歩引いた視点での語り口は、その多様な職業経験がベースにあるのかもしれない。保険外交員やボウリング場の支配人という“ふつうの仕事”を経て、今のタモリがある。それも、彼の魅力の一つだろう。

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