小田原ミナカの設計を手がけたのは?

神奈川県小田原市の中心駅、小田原駅東口に2020年8月にオープンした複合施設「小田原ミナカ」。地元の人々だけでなく、観光客にも人気のスポットですが、その設計には複数の専門家が協力して携わっています。

プロジェクトの企画設計を担ったのは、発注者でもある万葉倶楽部一級建築士事務所。同社は地域とのつながりを大切にし、街づくりへの強いこだわりを持っています。実際の建築設計では、大手ゼネコンの五洋建設の本社一級建築士事務所がメインを務め、構造や設備、施工の面からプロジェクトを支えました。

特に注目されるのが、低層部分の木造デザインや外観の設計。ここでは、地域の風土に溶け込むよう、温かみのある素材や伝統的な意匠を取り入れるため、シェルター建築設計事務所をはじめとする7つの設計事務所が連携。木のぬくもりを感じられる空間づくりや、小田原の城下町の趣を意識した外観が特徴です。

所長のインタビューによると、「地域の顔になる施設にしたい」という思いが設計の起点だったそう。商業施設としての機能だけでなく、人々の交流や文化の発信拠点となるよう、細部までこだわってつくられています。

小田原ミナカは、単なる再開発ビルではなく、街の歴史と未来をつなぐ存在。その背景には、複数の設計者たちの協働と、地域への深い理解があったのです。

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