オクラがネットに入っている理由、実は目の錯覚が関係していた?
スーパーで見かけるオクラ。いつも緑色のネットに包まれているのを見かけますが、どうしてわざわざそんな包装をしているのでしょうか?単に輸送中の保護のため?実はそれだけでなく、見た目の印象をよくするという意外な理由もあるようです。
ある研究によると、色は周囲の色の影響を受けて、実際とは異なるように見えることがわかっています。これを「色の同化」と呼びます。オクラの場合、緑のネットで包むことで、その鮮やかな緑色がより鮮明に映るのです。周囲と同じ系統の色で囲むと、中のものがそれ以上に「緑っぽく」見える——つまり、新鮮に見えるという効果があるのです。
同じ現象はみかんでも見られます。オレンジ色のみかんをオレンジ色のネットに入れるのも、色が同化してより鮮やかに、つまり「熟した・美味しそう」に見えるようにするため。この視覚効果は、私たちの無意識に働きかけて、「おいしそう」「新鮮」と感じさせるのです。もちろん、ネットには輸送中の衝撃を和らげたり、束ねて持ち運びやすくする実用的な役割もあります。でも、その色選びには単なる偶然ではなく、私たちの目と心をくすぐる工夫が隠れているのかもしれません。次にオクラを買うとき、ちょっとそのネットの色にも注目してみてください。
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