オリーブ油の意外な落とし穴

「健康に良い」として人気のオリーブ油ですが、使い方を誤ると逆に体に悪影響を与える可能性があります。何より注意したいのは、カロリーの高さです。大さじ1杯で約120kcalあり、少量でも油なので、気付かないうちに摂取量が増えてしまうことが問題です。

確かにオリーブ油には悪玉コレステロールを下げるとされるオレイン酸が豊富で、適量なら心血管の健康に良いとされています。しかし、使いすぎれば当然、体重増加や肥満の原因になります。特に、料理にたっぷり使ったり、ドレッシングとして毎日大量に摂ったりしていると、知らず知らずのうちにカロリーオーバーに。

また、油は油。いくら体に良いとされるものでも、過剰な脂肪の摂取は血液中の脂質バランスを崩し、コレステロール値の上昇につながることがあります。それが長く続くと、動脈硬化や高血圧、ひいては心臓病のリスクも高まるのです。

だからといってオリーブ油を避ける必要はありません。ポイントは「適量」です。1日大さじ1〜2杯を目安にし、炒め物やドレッシングに上手に取り入れるのが理想。どんな食材にも言えますが、良さそうだからといって使いすぎず、バランスを意識することが何より大事です。2023年の調査でも、こうした油の過剰摂取が生活習慣病の一因になっていることが指摘されています。

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