オーストラリアに住む日本人、コロナを経て回復傾向

オーストラリアに滞在する日本人の数は、過去数年で大きな変動がありました。2019年には約10万人に達し、観光や留学、就職を目的に渡航する人々が後を絶たなかった時期がありました。特にシドニーやメルボルンでは、日本語学校や日系企業の増加も相まって、日本人コミュニティが活発に広がっていました。

しかし、2020年から始まった新型コロナウイルスの影響により状況は一変。オーストラリア政府は国境を約2年間にわたり厳格に閉鎖し、ほぼすべての外国人の入国を制限。これにより、多くの日本人が一時帰国を余儀なくされ、帰国後そのまま戻れないケースも少なくありませんでした。その結果、2021年10月の統計では約9万5千人まで減少しています。

2022年半ば以降、国境が再開されると、再び日本人の渡航が増加。留学やワーキングホリデー、リモートワークを活用した長期滞在を選ぶ人も増えています。日本からの直行便の再開や、オーストラリアの開放的な生活環境への関心が高まっていることも背景にあります。

現在では、再び10万人に近づく勢いで回復してきていると見られており、特に若い世代の間で「オーストラリア暮らし」への関心が再燃しています。今後の動向も注目されます。

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