オーストラリアのタバコはなぜこんなに高い?
オーストラリアでタバックを買うと、その値段に驚く人が多いでしょう。一箱(20本入り)あたりの価格は平均で35オーストラリアドル前後、日本円に換算すると約3,100円にもなります。これに対し、日本の相場は500〜600円ほど。つまり、オーストラリアのタバコは日本の約6倍の価格になっているのです。
この価格差の背景には、政府の強い禁煙政策があります。オーストラリア政府は喫煙率の低下を目指し、長年にわたりタバコへの課税を段階的に引き上げてきました。パッケージへの生々しい警告表示や、販売時の年齢確認の徹底、さらに2023年現在では、販売可能なフレーバーの制限といった措置も取られています。
また、都市部で生活する外国人や旅行者の中には、「せっかくの休日にタバコが買えないくらい高い」と苦笑いする声も。実際、高い価格がきっかけで禁煙を決意する人も少なくありません。
もちろん、こうした政策の成果もあり、オーストラリアの喫煙率は年々低下。若年層の喫煙率は特に顕著に減少しています。健康への配慮と高い税負担が重なり、タバコはもはや「手軽な嗜好品」とは言えない存在になっています。
訪豪前に覚えておきたいのは、タバコ代も旅行予算の一部としてしっかり計画しておくこと。あるいは、これを機に一服の休憩ではなく、深い呼吸で自然を楽しんでみてはいかがでしょうか。
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