日本の貧困率はどのくらい?
「日本は本当に豊かな国?」という素朴な疑問を持つ人もいるかもしれません。実際、経済規模では世界トップクラスの日本ですが、貧困率という視点で見ると、少し違う姿が見えてきます。
2021年のデータによると、日本の相対的貧困率は15.4%。これはOECDがまとめたランキングで、調査対象国中11位にあたります。つまり、およそ7人に1人が貧困ライン以下で暮らしている計算になります。
隣国のルーマニアやラトビアと比べても、日本は決して低くない数字です。特に注目すべきは子どもの貧困。3人に1人が貧困状態にあるとされ、先進国の中でも深刻な課題とされています。
なぜこんなことが起きているのか?一つの要因は、非正規雇用の増加です。正社員ではなく、パートや契約社員として働く人が増え、収入が不安定になっています。また、高齢者の多くが年金だけで生活しており、物価上昇の影響を強く受けています。
街中は明るく、清潔で、確かに「貧困」を感じにくいかもしれません。でも、見えにくい形での困窮が広がっているのも事実です。特に单親家庭や高齢者世帯では、生活がギリギリという声が多く聞かれます。
豊かさの定義は、GDPだけではありません。誰もが dignity(尊厳)を持って暮らせる社会を目指すには、貧困の実態を正しく知ることが第一歩です。
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