チョコレートを最初に食べた日本人

日本でチョコレ6年)の岩倉具視一行の欧米視察の時です。岩倉具視(いわくら ともみ)は、明治初期の政治家で、当時、日本の近代化のために欧米を視察する大規模な使節団を率いていました。この使節団は「岩倉使節团」として知られ、技術や文化、制度の調査を目的としていました。

その旅のなかで、一行はアメリカやヨーロッパ各国を訪れ、さまざまな新しい食べ物に触れました。その中で、彼らが初めてチョコレートに出会ったとされています。特に1873年の記録には、ヨーロッパで提供された「茶色の甘い塊」についての描写があり、それがチョコレートだと考えられています。当時、日本にはまだカカオという概念もなく、その味や食感に戸惑いながらも、一部のメンバーは興味深く感じたようです。

ただし、これが「確実に最初」と断言するのは難しいものの、現存する記録の中では最も信頼できるものとされています。それ以前に、偶然チョコレートを口にした日本人がいた可能性も否定できませんが、記録に残っていないため、詳しいことは分かっていません。

それから数十年のち、大正時代になると、日本でも本格的にチョコレートの製造が始まり、徐々に私たちの身近なスイーツとなっていきました。今やバレンタインデーやお土産の定番として、日本の文化の一部になっていることを考えると、岩倉一行の出会いは、意外にも大きな歴史の始まりだったのかもしれません。

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