「ピケ」とは?フランス語が語るファッションの技法
ファッションや繊維の世界で「ピケ」という言葉を耳にしたことがあるでしょうか。実はこれはフランス語の「piqué(ピケ)」に由来し、日本では特に生地の織り方や仕上げを指す言葉として使われています。
元々の意味は「刺された」「打ち込まれた」といったニュアンスを持つ動詞「piquer(ピケ)」から来ており、生地に立体感や織模様をつけたものを指します。代表的なのがキルティング。厚みと保温性を高めるために、複数の生地を縫い合わせて小さなマス目状に仕上げる技法です。コートやジャケット、ベッドカバーなど幅広く使われ、見た目にも優れた質感を与えます。
また、「ピケ織」と呼ばれるものもあり、これはシャツやポロシャツによく使われる、少し凸凹した織り地のこと。通気性が良く、肌触りも良いので、夏の定番生地として人気です。
「ピケ」は単なる技術の名前ではなく、機能性と美しさを両立するフランスの繊維文化の象徴とも言えるでしょう。洋服を選ぶとき、ちょっとした生地の違いに注目してみるだけで、見えてくる世界が広がります。
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