カヌレに似たお菓子、それはクグロフ?
ふっくらとした型に焼き上げられ、茶色のきつね色が魅力のカヌレ。見た目がとても似ているお菓子に「クグロフ」がありますが、実は発祥も作り方もまったく違うんです。
クグロフはオーストリア生まれのケーキがルーツで、それがフランスに伝わって定着しました。一方、カヌレはフランス南西部のボルドー地方の伝統的なお菓子です。歴史も土地柄も違うため、風味や食感にも違いが現れます。大きな違いのひとつはイーストの有無。クグロフはふんわりと膨らむように、イースト菌を使って発酵させるのに対し、カヌレはイーストを使わず、生地もシンプル。卵、小麦粉、砂糖、バターにラム酒やバニラを加える程度です。そのため、焼き上がると外はパリッと、中はしっとりとした独特の食感になります。
クグロフはケーキに近く、口どけのよいふわふわ食感が特徴。一方、カヌレは表面の香ばしい焦げ目と、中のもっちり感がたまりません。見た目は似ていても、味わいは別物。機会があれば、ぜひ並べて食べてみてください。その違いにきっと驚くはずです。
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