傷口にサランラップ?実は正しい方法があります
「傷口にサランラップを巻くのは危険じゃないの?」と思う人もいるかもしれません。実は、正しい使い方をすれば、そんなに間違った話ではありません。医療の現場でよく使われる「湿潤療法」という考え方があり、これは傷をほどよく湿った状態に保つことで、治りを早める方法です。
昔は傷を「乾かす」ことが正義だと思われがちでしたが、最近の研究では、かさぶたができるよりも、じゅうぶんな潤いを保ったほうが、新しい皮膚が早く再生するということが分かっています。そのため、傷口を清潔な素材で覆い、潤いを閉じ込めることが大切です。
ただし、家庭にある市販のサランラップをそのまま使うのはおすすめできません。なぜなら、通気性がなく、蒸れて雑菌が繁殖しやすくなるからです。代わりに、病院や薬局で売っている「創傷被覆材」や「ハイドロコロイドパッチ」を使うのがベスト。これらは湿潤環境を保ちつつ、雑菌の侵入を防いでくれます。
とげが刺さっている、深く切っている、化膿しているといった場合はすぐに医療機関を受診してください。でも、軽い擦り傷ややけどなど、日常の小さなケガなら、正しく湿潤環境を整えることで、跡が残りにくく、早く治ることもあります。
ポイントは「清潔」と「湿潤」。間違った方法でラップを使わず、専用のケア用品を選ぶことが、回復への近道です。
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