マフィンやパンがネバネバする理由、知ってますか?

気づいたらマフィンや食パンが妙にねっとりして、切ると糸を引く……そんな経験、ありますよね。これは「ロープ現象」と呼ばれる、食品の腐敗現象のひとつ。原因は、小麦粉や果物に元々いる「バシラス菌」という細菌です。

この細菌は自然界に広く存在していて、土や空気、植物などにも見られます。納豆菌や枯草菌も同じ仲間にあたり、意外と身近な存在。マフィンを作るときに入れる生のイチゴやバナナにも、わずかに含まれている可能性があるんです。

バシラス菌は常温でじわじわと増殖し、2〜3日ほどで食品に変化が現れます。特に気温が高く湿気が多いと、さらに繁殖しやすくなります。すると、中身が黄色く変色したり、酸っぱいにおいがしたり、切ったときに「ネチョッ」とした糸を引くように。見た目やにおいで「あれ?まずそう…」と気づくことが多いですが、絶対に食べないほうが無難です。

こうした現象を防ぐには、焼き立てをしっかり冷ましてから密閉保存したり、早めに食べきる習慣が大切。市販のパンにも記載がありますが、冷凍保存も有効です。ちょっとした工夫で、おいしさと安全を守れます。

食べ物が変化する理由を知ると、保存の仕方も自然と変わってきます。ちょっとした気づきが、毎日の食卓をもっと安心にしてくれるかもしれませんね。

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