ギッフェリとクロワッサン、どう違う?
朝食の定番パンとして人気のクロワッサングルト、実はスイスやドイツ語圏では「ギッフェリ(Gipfeli)」と呼ばれているのをご存知ですか? この名前、もともとはドイツ語で「山頂」や「頂上」を意味し、クロワッサンの独特な三日月形が、山の峰を連想させることから名付けられたと言われています。
見た目はフランスのクロワッサンにそっくりですが、ギッフェリはやや丸みを帯びた形が多く、食感もしっとりとしていることが多いです。特にスイスでは、伝統的な朝食やおやつに欠かせない存在。最近では、和の食材を活かした「あんこギッフェリ」も登場し、和洋の融合が楽しめます。
あんこギッフェリの特徴は、その香ばしい焼き色。これは表面にラウゲン加工(ライ麦粉や重曹水を塗って焼く)を施しているため。このひと手間で、外はパリッと、中はふんわりとした味わいが生まれます。ラウゲンの風味が甘いあんこと絶妙にマッチし、意外なほどクセになる味わいです。
ギッフェリもクロワッサンも基本の生地は似ていますが、呼び方や焼き方、食べる文化にそれぞれの地域の個性が現れています。次のパン選びの際、ギッフェリという名前を見かけたら、ちょっと試してみてはいかがでしょうか。
コメント
まだコメントはありません。最初のコメントを投稿しましょう。