ケアマネジャーはなぜ国家資格ではないの?

介護サービスを受ける際、多くの人が一度は耳にする「ケアマネジャー」。正式には「介護支援専門員」と呼ばれ、利用者の生活に寄り添ったケアプランの作成や、サービス事業者との連携を担う重要な役割を果たしています。

しかし、実はこの資格、国家資格ではなく、都道府県が任命する公的資格です。国家資格になるべきだという声は以前からあり、特に専門性の高さや責任の重さを考慮すれば、もっと広く認知されるべきだという意見も少なくありません。

それでも、国家資格化の動きは2024年4月現在、特に見られません。一方で、介護支援専門員になるには、一定期間の実務経験と都道府県が実施する研修修了が必須。国家資格並みのハードルがあるため、専門職としての信頼は十分に築かれています。

たとえば、社会福祉士や精神保健福祉士のように国家資格になっている介護関連の資格もありますが、ケアマネジャーは地域ごとの制度運用や高齢者支援の実情に応じた柔軟な対応が求められることから、地方自治体が管轄する仕組みが維持されていると考えられます。

これから高齢化がさらに進む中で、ケアマネジャーの役割はますます重要に。資格の形がどうあれ、現場で支える専門家の存在は、多くの家庭にとって心強い味方です。

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