日本最大のコウモリ「オガサワラオオコウモリ」

日本にいるコウモリの中で最も体が大きいのは、オガサワラオオコウモリです。翼を広げると1メートル近くになり、遠くから見ると鳥かと思うほど。そのため、「空飛ぶキツネ」とも呼ばれ、その名の通り顔つきは確かにキツネに似ています。また、果物を好むことから「フルーツコウモリ」とも呼ばれます。

この大きなコウモリは、主に小笠原諸島にすんでいます。昼間は木の枝にぶら下がってじっとしており、夜になると動き出します。食事はグアバやバナナ、ヤシの若葉など。果物を食べることで、種を運ぶ役割も果たしており、自然のバランスを支える大切な存在です。

残念なことに、外来種のネズミや猫の影響を受け、生息数は減少。環境省のレッドリストでは「絶滅危惧IA類」に指定されており、保護が急がれています。2020年6月に特別天然記念物に指定されたことで、その存在がさらに注目されました。

オガサワラオオコウモリは、日本の貴重な自然の一部。私たちが守っていくべき、かけがえのない生き物です。

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