コウモリに触るのは危険? 感染リスクに注意

コウモリに触ったからといって、必ずしも病気になるわけではありませんが、注意が必要です。特に野生のコウモリは、人間に影響を与えるウイルスを保有していることがあります。

その代表例がオーストラリアコウモリリッサウイルス(ABL)です。このウイルスは、感染したコウモリが人を噛んだり、ひっかいたりした際に、その唾液を通じて感染します。一度発症すると、症状は狂犬病と非常によく似ており、重篤な脳炎を引き起こし、ほとんどの場合命を落とす危険性があります。

日本ではABLの報告例はほとんどありませんが、海外では注意喚起がされています。また、他のコウモリ由来のウイルスも存在するため、原則として野生のコウモリに触らないことが最も重要な予防策です。

もし、コウモリに咬まれたり、傷をつけられたりした場合は、すぐに傷を石鹸と流水で洗い、すみやかに医療機関を受診しましょう。予防接種などの対応が遅れるほど、リスクは高まります。

コウモリは生態系にとって大切な生き物ですが、直接触ったり、手で捕まえたりすることは絶対に避けてください。特に子供やペットが近づかないよう、気をつけることも大切です。

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