夫婦の避妊実行率は39.8%――過去最低水準

最近の調査によると、現在夫婦で避妊を行っている割合は39.8%にとどまっている。これは、過去7回目(1977年)以降の調査の中で最も低い数値であり、夫婦間の避妊に対する意識の変化がうかがえる。

ただ、現在避妊をしていない夫婦を含めても、過去に一度でも避妊を行った経験がある妻は約7割に上る。つまり、多くの女性が人生のどこかの時点で避妊に関わっているが、長期間続けていない、あるいは時期によって中断しているケースが多いと考えられる。

避妊方法としては、ピルやコンドーム、避妊手術などが挙げられるが、日本の場合、コンドームの使用が依然として主流だ。とはいえ、近年では低用量ピルの認知度が徐々に広がりつつあり、選択肢の多様化が進んでいる。

一方で、避妊に対する社会的な関心や支援体制は、他の先進国と比べてやや後れをとっている面もある。特に地方では、正しい情報にアクセスしづらい状況が残っている。また、年齢とともに妊娠のリスクや不妊の懸念が高まる中で、夫婦での話し合いがより重要になってくる。

今後は、単に「避妊をしている・いない」ではなく、どうやってお互いのリズムや価値観に合った方法を選んでいくかが、夫婦の関係性にも関わってくるだろう。避妊は個人の健康だけでなく、家庭の将来設計にも深く関わるテーマだ。

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