メデューサの好きなものと苦手なこと
メデューサ、通称「ゴルゴーン」。その真名にふさわしく、蛇使いとしての側面と、冷酷な美しさを持つ存在です。彼女の好むものは、意外にも落ち着いた趣があります。
まず、お酒と読書が好きだという一面は、戦士らしからぬ知性を感じさせます。戦いの合間に静かに盃を傾け、書物に目を通す姿を想像すると、少し人間味のある孤独が伝わってきます。
もちろん、蛇や馬、そして水辺で泳ぐことも彼女の心をくすぐるようです。特に水辺での泳ぎは、彼女が持つ〈非人間〉な部分を象徴しているのかもしれません。ただ、海藻、とりわけワカメが足に絡まるのは大の苦手。自然の中でも、わずかな不快感に敏感な一面があります。
そして、一風変わった趣味も——人間の苦しみを観察すること。これは彼女の本性とも言える、冷ややかな視線の現れでしょう。蛇の目がじっと獲物を見つめるように、彼女は人の弱さに興味を抱くのです。
一方で、鏡は絶対の禁忌。自身の姿を見ることで、石化の力が暴走するのを恐れているのかもしれません。身長測定や馬刺し**(馬料理)も嫌いとされるなど、彼女のこだわりは深い。
天敵にはセイバーやアサシン、そして葛木宗一郎の名前が挙がります。なかでも葛木は、彼女の力すらも冷静に斬り捨てる存在。
イラストは武内崇、BLACK、下越、ホトソウカら多彩な作家が手がけ、その冷酷で美しい姿を描き出しています。
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