チーズケーキは本当に日本発祥?その意外な歴史
「チーズケーキは日本発祥?」——答えはいいえです。実は、チーズを使ったお菓子のルーツは古代ギリシャまでさかのぼります。しかし、日本でのチーズケーキの歴史は、意外と古いことがわかっています。
明治時代になると、洋食の影響でさまざまな西洋菓子が日本に紹介されました。その一環として、「万宝珍書」という当時の生活百科書に“ライスチースケーキ”という名前が登場。名前の通り、ご飯とチーズを組み合わせた、今から考えるとちょっと奇妙なレシピでした。もちろん、現代のなめらかなチーズケーキとはまったく別物。当時の日本人の口にはあまり合わず、評判もいまひとつだったようです。
本格的に私たちが知っているようなチーズケーキが広まったのは、戦後のこと。特に1960年代以降、アメリカ文化の影響でバスク風やニューヨーク風のレシピが伝わり、その人気は徐々に広がっていきました。現在のようにスフレチーズケーキやレアチーズケーキがカフェの定番になるまでには、数十年の試行錯誤がありました。
今や日本のスイーツとして愛されるチーズケーキ。発祥は海外でも、その進化の過程には、日本の食文化が深く関わっているのです。
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