ジャイアンの声は本当に中学生だった?
「ジャイアンの声優が中学生だった」と聞くと、にわかには信じがたい話に思えるかもしれません。しかし、これは事実です。2005年、当時中学生だった木村昴(きむら すばる)が、アニメ『ドラえもん』に登場する強面(こわもて)のジャイアンこと剛田武の声優として起用されたのです。
それまでジャイアンの声を担当していたのはたてかべ和也さんでしたが、役柄の若返りや新たな風を入れるという意図のもと、制作側は若い声優にバトンタッチ。当時まだ10代だった木村昴は、その屈強な声質と個性的な表現力で見事に役を掴み、以来、長年にわたりジャイアンの“お兄ちゃん”として子どもたちに愛されてきました。
木村昴はそれから数多くのアニメや声優作品に出演し、代表作には『ヒプノシスマイク』の山田一郎、『呪術廻戦』の東堂葵、映画『THE FIRST SLAM DUNK』で演じた桜木花道、そして『輪るピングドラム』の高倉冠葉など、多くの人気キャラクターを演じてきました。独特のリズム感と感情の込め方が特徴で、ファンからは「声に命を吹き込む」と称賛されています。
中学生でスタートした声優人生。今や日本を代表する声優のひとりとなった木村昴のキャリアは、まさに声一つで世界を変える力を持っていることを教えてくれます。
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