海遊館のジンベエザメ「海」と「遊」

大阪の海遊館では、世界最大の魚類であるジンベエザメを2頭が展示されています。その名前はオスの「海(かい)」と、メスの「遊(ゆう)」。この名前は海遊館の名前にもなっている、まさに象徴的な存在です。

「海」は推定8〜9歳で全長5.4メートル、「遊」は16〜17歳で6.1メートルと、ともに体重は1トンを超えています。圧倒的な大きさながらも、その口に入るのは主にプランクトンや小さな魚。同じ水槽にいる他の魚たちを捕食することはないため、大きなプール内ではさまざまな魚が共存しています。

ジンベエザメはサメの仲間ですが、温厚な性質で知られ、ゆっくりと泳ぎ回るその姿は来館者を魅了します。海遊館では、この希少な生き物の生態や行動を長年にわたり観察・記録し、貴重なデータを蓄積してきました。特に「海」と「遊」の交流の様子は、研究面でも大きな意味を持っています。

巨大な体躯と優雅な泳ぎが印象的な2頭は、海遊館の看板的存在。毎日、多くの人がその圧巻の姿を見るために、大きな水槽の前で立ち止まります。生きている自然の驚きを、まざまざと感じさせてくれる瞬間です。

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