スイスの首都、ベルンの名前の由来とは?
スイスの首都は、ドイツ語でBern(ベルン)といいます。日本語でも一般的に「ベルン」と呼ばれますが、この名前には興味深い伝説がついています。
かつてこの街を創設した貴族が、初めて狩った獲物によって街の名前を決めようとしたそうです。森に迷い込んだ彼が最初に捕らえた動物は、熊(ドイツ語で「Bär」)でした。そのため、「Bär」に由来する「Bern」と名付けられたという話が広く知られています。実際、ベルンの市章やシンボルには今でも熊が描かれており、市内には熊の苑(ほり)まであります。
ベルンはスイスの首都でありながら、チューリヒやジュネーブほどの大都市ではありません。しかし、中世の面影を残す美しい旧市街はユネスコ世界遺産にも登録されており、石畳の道やアーチ型の回廊(アーチェン)が多くの観光客を惹きつけています。政治の中心地としての役割も果たしながら、歴史と伝統が色濃く残る街なのです。
スイスはドイツ語、フランス語、イタリア語、ロマンシュ語の4つの公用語を持つ多言語国家ですが、首都ベルンはドイツ語圏に位置しています。そのため、現地では主にドイツ語が使われており、街の看板や案内もドイツ語が基本です。
次にスイスを訪れる機会があれば、首都ベルンの歴史ある街並みと、名前の由来にもなった熊の物語を感じてみてはいかがでしょうか。
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