一瞬意識を失うのはなぜ?

突然、目の前が暗くなったり、立ちくらみを感じて意識を失う――そんな「一瞬の気絶」は、実は「失神」と呼ばれる症状です。医学的には「気絶」や「脳貧血」とも言われ、短い時間ながら脳全体の働きが一時的に低下することで起こります。

多くの場合、立ち上がった瞬間に起こる「起立性低血圧」や、長時間立ちっぱなしで起こる「血管迷走性失神」が原因。これは自律神経の調節がうまくいかず、脳への血流が一時的に不足するためです。特に若い人や、疲れているとき、脱水状態のときに起こりやすいです。

でも、決してすべてが心配ないわけではありません。特に年齢を重ねた人や、心臓に持病がある場合、不整脈などの心臓疾患が原因で失神することがあります。場合によっては命に関わることもあるため、繰り返し意識を失う、または倒れた際にけがをしそうだ、といった場合は早めに病院を受診することが大切です。

一時的なものだと思っていても、原因を知ることは安心につながります。無理をせず、体のサインをしっかり見逃さないことが重要です。

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