子どもが奇声を上げる理由とは?

最近、電車の中や公園で、高い声を上げる子どもを見かけることが増えました。周りの視線を気にする保護者の方も多いかもしれませんが、実はこれ、子どもが成長する上でとても自然なことなのです。

子どもが奇声を上げるのは、「心の中にある感情を、言葉でうまく伝えられない」ことが大きな原因です。たとえば、嬉しさや興奮、ストレス、不安——こうした気持ちが胸の中にたまると、言葉の代わりに声や叫びで表現してしまうのです。

特に乳幼児期は、頭の中ではいろいろな感情がわき起こっていても、それを「怒ってる」「寂しい」「楽しい」といった言葉に変える能力がまだ十分に発達していません。だからこそ、「あー!」「わー!」といった奇声が自然と出てしまうんですね。

成長とともに、子どもは少しずつ自分の気持ちを言葉で表現できるようになります。たとえば、「お腹すいた」「まだ遊びたい」といった簡単な一言から始まり、やがてもっと複雑な気持ちも話せるように。こうなると、奇声をあげる回数も自然と減っていきます。

もちろん、発達のスピードには個人差があります。だからこそ、「いつまでに治るはず」と決めつけるのではなく、子どもが自分のペースで成長できるよう、温かく見守ることが大切です。

奇声を上げる姿も、ある意味、心が育っている証。少し長い目で、見守っていきたいですね。

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