ハムとベーコンの違いって?

朝食の定番であるハムとベーコン。見た目が似ているからか、同じものだと思っている人もいるかもしれません。しかし、実はどちらも豚肉を使っているとはいえ、その製造方法には大きな違いがあります。

まず、両方とも塩漬けにしてから燻製(くんせい)するという工程は共通しています。しかし、大きな違いは、その後に加熱処理があるかどうか。ハムの場合、塩漬け・燻製の後に「ゆでる」か「蒸す」かして仕上げます。つまり、市販のハムはすでに加熱済みで、そのまま食べられる状態なんです。

一方のベーコンは、塩漬け・燻製のあと、通常はさらに加熱処理をしません。つまり、生に近い状態で販売されていることが多く、そのままではなく、フライパンで焼いてから食べるのが一般的です。そのため、ベーコンは調理の際に香ばしい香りやカリッとした食感が楽しめるのです。

また、使われる部位にもやや違いがあり、ハムはもも肉(後脚)を使うことが多いのに対し、ベーコンはバラ肉が主原料です。そのため、ハムはあっさりとした味わい、ベーコンは脂身の風味が特徴的になります。

製法も部位も違うから、味も食感もまったく別物。次に朝食を食べるとき、ハムとベーコンをじっくり味わってみては?

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