「5番」って何? アルバイト先の隠語事情

「ちょっと、5番行ってくるね」。ある日、先輩スタッフがこう言って離れていく——。こんな会話、実は特別な意味を持っているかもしれません。アパレルや飲食業界では、数字を使った「隠語」が日常的に使われているのです。

特に「5番」という言葉、一見何のことかわかりませんが、実は「休憩に行く」ことの隠語として使われることが多いようです。「4番」が勤務終了なら、「5番」はそれに続く次のステップ、つまり一息つく時間。数字に意味を持たせることで、周囲に気を遣わせずにさりげなく伝える工夫がされています。

ほかにも、「8番」がトイレ、「10番」が退社時間近くの準備など、職場によってルールはさまざま。こうした隠語は、忙しい現場でスマートにコミュニケーションを取るための知恵。初めて聞いたときは戸惑いますが、先輩たちの会話を聞いて少しずつ覚えていくものですね。

ある24歳の女性アパレルスタッフは、「『5番に行きます』と言えば、仲間はすぐに休憩だとわかる。わざわざ『休憩に行っていいですか?』と聞かなくてもすむから、楽」と話してくれました。見えないルールですが、職場の空気を読む第一歩ともいえるでしょう。

関連項目

詳細記事

関連トピック