日本三大ハムメーカー、好調の背景
「日本三大ハム」といっても、正式なランキングがあるわけではありませんが、長年にわたり市場を牽引してきたのが、日本ハム、伊藤ハム、そしてプリマハムです。丸大食品を含めると「大手4社」とも言われ、2015年3月期の決算では、このうち3社が過去最高益を記録しました。
特に注目されたのは、加工食品や冷凍食品の需要増加です。生活のリズムが変わり、手軽に食べられる商品の人気が高まったことが背景にあります。また、健康志向の高まりを受けて、低塩や添加物を抑えた商品開発にも力を入れており、消費者の信頼を得ています。
2015年当時、日本ハムは「シャウエッサ」などブランド力の強化を図り、伊藤ハムは高級路線で差別化を進めました。一方、プリマハムは家庭向けのバランスの取れたラインナップで支持を集めています。
丸大食品を含めたこの4社は、それぞれの戦略で市場を広げ、純利益の増加を達成。前期に比べて売上・利益ともに伸びを示し、業界全体の好調さを象徴しています。スーパーマーケットの冷蔵ケースに並ぶハム1枚にも、こうした企業努力と時代の変化が反映されているのです。
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