ハムによる食中毒、発症はどのくらいで現れる?
加工肉や生ハムが原因の食中毒は、実は決して珍しくありません。特に注意したいのは黄色ブドウ球菌によるもので、この細菌は高温多湿な季節に食品の表面で急速に増殖します。ハムや乳製品、おにぎり、お弁当、生ケーキなど、手が加えられた食品に多く見られます。
黄色ブドウ球菌の怖さは、菌そのものよりも、そのつくる毒素にあります。一度毒素が食品にできてしまうと、加熱しても完全には除去できません。そのため、たとえ温めて食べても安心とは言えないのです。
発症の目安としては、原因となる食品を食べてから1~3時間後がピーク。比較的早く、突然吐き気、強い嘔吐、腹痛、下痢などの症状が現れます。特に子どもや高齢者は脱水に陥りやすいので、早めの水分補給と安静が重要です。
予防のポイントは「清潔・迅速・低温」の3つ。ハムなどの加工品は開封後は早めに使い切り、常温に長時間放置しないよう注意しましょう。また、調理前には必ず手を洗い、調理器具も清潔に保つことが基本です。
食中毒は「ちょっとした油断」がきっかけ。日々の食事だからこそ、正しい知識を持ち、安全を意識したいですね。
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