パイナップルで喉の痛みは治せる? 実は逆効果の可能性も

「喉が痛いから、何か体にいい食べ物はないか?」と考えたとき、パイナップルを思い浮かべる人もいるかもしれません。しかし、実はパイナップルは、喉の痛みを和らげるどころか、逆に刺激になることがあるのです。

パイナップルに含まれる「プロメリン」という酵素が、その理由の一つです。この酵素はタンパク質を分解する力があり、料理では肉を柔らかくするために使われることも。そのため、パイナップルを食べたときに口の中や喉に「いがいが」した感じがするのは、このプロメリンが口の中のたんぱく質に働きかけているためです。

健康な人にとっては、その感覚は一時的で問題になりませんが、すでに喉の粘膜が弱っているとき、たとえば風邪で喉が痛いような状態では、プロメリンの刺激が痛みを悪化させることがあります。つまり、喉の痛みがあるときに無理にパイナップルを食べるのは、おすすめできません。

一方で、パイナップルはビタミンCが豊富で、免疫を高める効果も期待できます。そのため、喉の調子が良くて元気なときには、適量を食べることで体のサポートになるでしょう。ただし、痛みがあるときは控えめにし、刺激の少ない食べ物を選ぶのが賢明です。

結局のところ、パイナップルは「喉の痛みの治療法」ではなく、あくまで体調が良いときの健康食。喉が痛いときは、温かいお茶や蜂蜜入りの飲み物など、やさしい選択肢を選ぶのがベストです。

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