猫ひっかき病、特に西日本で注意が必要

猫ひっかき病は、文字通り猫にひっかかれて発症する感染症で、主に子猫との触れあいを通じてうつることがあります。実はこの病気、地域によって発症しやすさに差があり、特に温暖な地域ほど報告例が多いのです。日本では、西日本に多い傾向が見られます。

その理由の一つは、病原体である「バルトネラ属」の細菌が、猫の体に寄生するノミを介して広がるためです。温暖な気候はノミの繁殖に適しており、西日本の比較的暖かい環境が影響していると考えられます。また、ノミの活動が活発な時期と連動して、秋から冬にかけて発症するケースが特に増えます。

症状は、ひっかかれた部位の腫れや発熱、リンパ節の腫れなど。ほとんどの場合、自然に治りますが、まれに重篤な経過をたどることもあるため、油断はできません。

特に西日本に住んでいて、家に猫がいるという人は、ノミ対策をしっかり行うことが予防のポイントです。猫と遊んだ後は手を洗い、ひっかき傷ができたときは早めに清潔にする習慣も大切です。小さな習慣が、大きなトラブルを防ぐことにつながります。

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