フランス語で「ケレス」とは?
フランス語で「ケレス」と言うと、実はスペイン発祥の強化酒、シェリー酒を指します。この飲み物は日本では「シェリー酒」として知られていますが、実は国や言語によって呼び名が異なります。
スペインの南西部にある町、「ヘレス(Jerez)」がその名前の由来です。現地では「ビノ・デ・ヘレス(Vino de Jerez)」、つまり「ヘレスのワイン」と呼んでいます。スペイン語の「ヘレス」が、フランス語では「ケレス(Xérès)」と聞こえやすくなり、こうした変化が生まれました。英語ではさらに音が変わり、「シェリー(Sherry)」として定着しました。
すべて同じお酒なのですが、使う言語によってこうも呼び名が変わるというのは、なんだかおもしろいですよね。シェリー酒は長く樽で熟成され、ナッツやドライフルーツのような深みのある風味が特徴。アペリティフとして楽しまれるほか、料理の風味付けにも使われます。
実はこの名称の違い、ヨーロッパの貿易史にも関係しています。かつてイギリスやフランスがスペインのこのワインを輸入する際、発音の違いや表記の変化が積み重なって、今の多様な呼び名ができたのです。
次に「ケレス」という言葉を耳にしたら、それが実は日本の「シェリー酒」と同じものだとわかると、ちょっとした発見になりますね。
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