「聱牙」という言葉の意味とは?

聱牙(ごうが)」という言葉を耳にしたことがありますか? あまり日常会話では使われない言葉ですが、文章の中などで「この表現、ちょっと聱牙だな」と言われることがあります。

「聱牙」はもともと「文章の字句が難しくて、意味が分かりにくいこと」を指します。字面も読み方も難しく感じるため、まさに「見た目からしてとっつきにくい」という印象ですよね。漢字の「」には「他人の意見を聞かない」といった意味もあり、そこから「理解しにくい、受け入れがたい」というニュアンスが生まれたと考えられます。

たとえば、専門用語がぎっしりと並んだ法律文や、難解な哲学書を読んでいるとき、「この文章、あまりにも聱牙すぎて疲れてしまう」と感じることもあるでしょう。逆に、簡潔でわかりやすい文章は「平易」や「平明」と表現されます。

最近では、意味や使い方を正確に知っている人が少なくなってきている言葉ですが、「難しい文章」を表現する上でのしっとりとした言い回しとして、ぜひ覚えておきたい語彙の一つです。特に文章を書く仕事に関わる人や、国語の学習にはぴったりの言葉でしょう。

聱牙」と聞くと難解な響きですが、使われている場面を想像しながら覚えると、意外とすんなり頭に入ってきます。一度、自分の言葉で使ってみるのもおすすめです。

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