アニサキス、いつが最も危険?
生魚がおいしい季節、特に冬になると気をつけたいのが「アニサキス」です。この寄生虫に感染すると激しい腹痛や嘔吐を引き起こす「アニサキス症」にかかることもあります。
実は、アニサキス症の発生にははっきりとした季節の傾向があります。12月から3月にかけての冬場に最も多く、一方で7月から9月の夏場には比較的少なくなります。これは、寄生虫がいる魚の漁獲時期と大きく関係しています。
例えば、秋から冬にかけて多く水揚げされるさば、イカ、かれい、さんまなどは、アニサキスに感染している個体が多いことが知られています。特にさばは、内側までしっかり加熱しない限り、生での摂取はリスクが高いとされています。
一方、夏に多くとれる魚は寄生虫の感染率が低く、また流通段階での管理も進んでいることから、冬ほどリスクは高くありません。ただし、完全に安心というわけではなく、生魚を食べる際は注意が必要です。
予防のポイントは、新鮮だから安全という思い込みを捨てること。万が一に備えて、生魚を食べる前には十分な加熱や、家庭用冷凍庫での冷凍処理(-20℃で72時間以上)を心がけましょう。また、内臓に寄生しやすいので、魚を調理する際はなるべく早く内臓を取り除くことも大切です。
冬の味覚を安全に楽しむために、アニサキス対策を忘れずに。
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