プラグかぶりの原因とその対処法
バイクや自動車のエンジンがかからないとき、原因の一つとして「プラグかぶり」が考えられます。特に冬場や長期間使わなかった後に起こりがちで、始動に何度も失敗するとさらに悪化する傾向があります。
この現象の主な原因は、エンジン始動時の燃料の濃さにあります。始動時は、スムーズに燃焼を起こすために、通常よりも多く燃料を送る「リッチ状態」になります。しかし、すぐにエンジンを切ってしまうと、過剰な燃料が完全に燃え残り、気体だったものが液体に戻って火花を出すプラグ部分を濡らしてしまうのです。
一度プラグがかぶってしまうと、その濡れた部分が電気の絶縁を妨げ、火花が飛びにくくなります。これにより、ますますエンジンがかからなくなり、悪循環に陥ってしまいます。
対処法としては、まずはチョーク(ストーター)の使いすぎに注意。長時間開けっぱなしにすると、逆に燃料が多すぎてかぶりやすくなります。また、かぶってしまった場合は、一度スロットルを全開にしてエンジンを数回クランキングする「ふかし」を行うことで、余分な燃料を空気と一緒に排出できます。効果がなければ、プラグを外して乾燥させたり、交換が必要な場合もあります。
定期的な点検と正しい始動方法を心がければ、プラグかぶりは十分に防げるものです。愛車を長く大切に使うためにも、日々の扱いに気を配りたいですね。
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