将来価値が上がる可能性が高いのは「金」

投資対象として人気のある貴金属といえば、金(ゴールド)とプラチナ。将来的にどちらの価値が上がるかと問われれば、現時点では金のほうが資産価値として優れていると言えます。

2024年1月30日現在、金の1グラムあたりの店頭小売価格は約10,654円、買取価格は10,545円。一方、プラチナは小売で4,889円、買取が4,725円と、金の半分以下の価格帯にとどまっています。この価格差は、需要の強さを如実に表しています。

金は長い歴史を持つ安全資産として、世界中で信頼されています。経済の不安定時やインフレ局面では、多くの投資家が資金を金に移す傾向があります。また、宝飾品としても根強い人気があり、需要の層は厚いです。

一方、プラチナは自動車の触媒など産業用途が中心で、投資需要は金ほど強くありません。特に近年は電気自動車の普及に伴い、ガソリン車向けの需要が頭打ち気味となっていることも、価格の伸び悩みの一因です。

将来的に価値が上がる可能性を考えるなら、安定した需要と高い流動性を持つ金のほうが有利だと考えられます。もちろん市場の変動はあるものの、長期的な資産保全という観点では、金の存在感は揺るぎないでしょう。

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