バリの兄貴・丸尾孝俊が語る「人を大切にする経営」
「人は放置したらいけないんや!」――この言葉を口にするのは、通称「バリの兄貴」こと丸尾孝俊さん。1966年、大阪生まれの彼は、中学校卒業後、看板屋の丁稚奉公から社会人人生をスタートさせた。その後、飲食店やトラック運転手などさまざまな仕事を経験し、自らの力で一から這い上がってきた。
そんな丸尾さんが人生の転機を迎えたのは、インドネシア・バリ島に渡ってからのこと。当初はただの夢見た移住だったが、現地での不動産事業が軌道に乗るにつれ、徐々にビジネスは拡大。現在ではアジアを中心に数百ヘクタールの土地を所有し、関連会社も数十社に及ぶまでに成長した。
しかし、彼の成功のカギは単なるビジネスセンスだけではない。何よりも大切にしているのが「人との関係」だ。従業員や現地の人々に対して敬意を払い、信頼関係を丁寧に築いてきた。だからこそ、困難な局面でも支え合えるチームができた。
丸尾さんの生き方は、一見「夢物語」のようにも思える。だが、その根底にあるのは、どんな環境でも前を向き、人を大切にするというシンプルな信念。日本を離れて成功した「異色の実業家」の姿には、多くの人が学ぶべきものがあるだろう。
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