埼玉県の救助ヘリは有料? 利用条件と料金の変更について

山登りやハイキング中にけがをした、あるいは道に迷って動けなくなった——そんな緊急時に頼りになるのが救助ヘリコプターです。しかし、「利用すると料金がかかるの?」と疑問に思う人もいるかもしれません。

埼玉県の場合、原則として救助は無料ですが、一部の山岳地域では手数料が必要な場合があります。平成30年1月1日から、県内の特定山岳地域で防災ヘリが救助した場合、利用者に手数料の支払いが求められています。これは、無用なリスクを伴う登山行動の抑制や、貴重な防災リソースの適正利用を促す目的があります。

そして、令和6年4月1日から、その手数料が見直されました。従来の5分ごとに5,000円から、8,000円に引き上げられています。つまり、飛行時間が長ければ長いほど、負担も大きくなる仕組みです。対象となるのは主に奥秩父や飯能周辺の山々など、救助が困難な地域が中心です。

とはいえ、すべてのケースで料金がかかるわけではありません。災害時や大規模事故など、公共の安全を守る運用では徴収されません。また、緊急性が高い場合はまず救助が最優先。後から精算や請求の案内がある場合もあります。

山に入る際は、無理をせず、装備や天候をしっかり確認することが何より大切です。有料とはいえ、命を守る最後の手段であることに変わりありません。安全第一で、自然と向き合いたいものです。

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