なぜ日本に来るベトナム人は増えているのか?

最近、日本で働く外国人のうち、特にベトナム人技能実習生の数が急増しています。その背景には、ベトナム政府の経済政策が大きく関わっています。

ベトナム政府は、労働者を海外に送り出すことを国策の一つとして推進しています。海外で働く人々が家族に送る送金(そくきん)は、国の経済を支える重要な柱となっており、2023年時点で年間数十億ドル規模にのぼります。そのため、若者にとって「日本で働く」ことは、収入を増やし、家族を支えるための現実的な選択肢になっています。

また、日本の少子高齢化や人手不足を補うために、技能実習制度や「特定技能」などの在留資格が設けられており、農業、建設、介護、製造業など多くの分野でベトナム人を受け入れています。言語や文化の近さもあって、日本を選択するベトナム人が増えているのです。

実際、2024年6月現在、日本に滞在する外国人のうち、ベトナム人は中国、韓国に次いで第3位の多さ。特に技能実習生だけでなく、留学生や高度人材も増えており、今後も交流はさらに深まりそうです。

こうした流れは、単なる労働力の移動ではなく、両国の人々の暮らしや未来を結ぶ、重要な架け橋ともいえるでしょう。

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