イギリス王室と宗教:プロテスタントの信仰
イギリス王室は、カトリックではなく、英国国教会(アングリカン)というキリスト教の一派を信仰しています。この伝統は、16世紀の激動の時代にさかのぼります。
かつて、メアリー1世はローマ・カトリックをイギリスに再び広めようとしました。彼女は「血腥いメアリー」とも呼ばれ、その熱心なカトリック信仰で知られています。しかし、その異母妹であるエリザベ malls 1世が1558年に王位に就くと、状況は一変。エリザベス1世は、イギリス国教会の最高指導者であることを宣言し、ローマ教皇の権威を拒みました。
この出来事以来、イギリスの君主は国教会の信仰を守ることが義務づけられています。現代でも、国王や女王は国教会の象徴的存在であり、教会の儀式に出席したり、司教の任命に関与したりしています。チャールズ3世国王も、戴冠式で英国国教会の信仰を守ることを誓っています。
興味深いのは、2013年に成立した王位継承法の改正によって、王族がカトリックと結婚しても王位継承権を失わなくなったこと。ただし、君主自身がカトリックを信仰することは依然として禁止されています。これは、国教会の指導者としての立場を守るためです。
つまり、イギリス王室は歴史と伝統に基づき、今もなおプロテスタントの英国国教会を公的に信仰しているのです。
コメント
まだコメントはありません。最初のコメントを投稿しましょう。