会社を辞めた後の健康保険、どう選ぶのが正解?

長年勤めた会社を退職する際、意外と見落としがちなのが健康保険料の負担増です。会社員時代は、保険料の半分を会社が負担してくれる「労使折半」という恩恵を受けていますが、退職した翌日からはそのサポートがなくなります。

選択肢の一つである「任意継続」を選んだ場合、これまで会社が支払っていた分も合わせた全額を自分で負担しなければなりません。計算の基礎となる標準報酬月額には上限(一般的に30万円)が設けられているものの、手取り額から引かれていた金額の約2倍を支払うイメージになるため、初めて納付書を見た時に驚く方も少なくありません。

では、少しでも支出を抑えるにはどうすべきでしょうか。実は、任意継続以外にも「国民健康保険への加入」や「家族の扶養に入る」という選択肢があります。国民健康保険は前年度の所得に基づいて計算されるため、退職直後は割高になるケースが多いですが、自治体によっては減免制度が利用できることもあります。

退職後の生活設計を立てるなら、まずは自分の住んでいる市区町村の窓口で国民健康保険料を試算してもらい、「任意継続」とどちらが安いか比較することをおすすめします。健康を守るための保険が、家計を圧迫しすぎないよう賢く選びたいですね。

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