放置された虫歯が引き起こす深刻なリスク

虫歯を数年間そのままにしておくと、見た目には変化がなくても、中では着実に悪化しています。3年以上放置すると、虫歯は歯の奥深くまで達し、神経(歯髄)にまで達することが多くなります。この段階になると、冷たいものや热いものがしみる、ズキズキと激しい痛みが現れることがあります。

しかし、注意が必要なのは、神経が壊死(ねきし)してしまうと、一時的に痛みが消えることです。多くの人が「痛みがなくなった=治った」と勘違いして、治療をやめてしまいがちです。実はそのとき、歯の中では細菌がさらに広がり、根の先に膿(うみ)がたまる「根尖性歯周炎」や、顎の骨にまで影響が及ぶ「歯槽膿漏(しそうのうろう)」を引き起こしている可能性があります。

さらに進行すると、歯を支える骨が溶けて歯がぐらつき、最終的には自然に抜け落ちることも珍しくありません。ひどい場合は、他の健康な歯にも悪影響を及ぼします。場合によっては、全身の健康にもつながる問題です。

見た目や痛みがなくても、虫歯は静かに進行していることがあります。定期的な歯科検診で異常の早期発見をし、大切な歯を守ることが何より大切です。小さな症状でも気になることがあれば、放置せず、早めの受診をおすすめします。

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